2010/10/01
その他
体育の日
先日、NHKのテレビで、『今年は9月の終わりまで、真夏だと思ってください。』とコメントしていた気象予報士さん。
「真夏に10月のコラムなんて書けないよ!」と思っていたら、締め切り日の今日、幸運にも秋のような天気に恵まれました。
10月の祝日に『体育の日』があります。 これは昭和39年に開催された東京オリンピック開会式の日を記念して定められたもので、昭和41年から施行されたそうです。
いまは第2月曜日と法律で変えられてしまいましたが、私が子供のころは『10月10日』が体育の日でした。
・・・今から35年前の秋、利根川沿いの自動車教習所練習コース上に、大人の男性1人と男の子2人の姿が見られます。
どうやら親子のようで、父親の手にはストップウォッチが持たれていて、500メートルのコースを走る子供達二人のタイムを計っています。
これは町内運動会に備えた吉澤家のトレーニング風景で、兄のほうが当時の私です。
脚力に自信があった私達の父親はこの時期、わが子二人に彼の持つ走法を伝授していたのです。
しかし、父親の素質を受け継いだのは残念ながら弟のほうで、保育園から小学校を卒業するまで、人の背中を見て走ったことはなかったほどです。
この年の10月10日本番は、年齢別対抗リレーで小学校3年生の弟がスタートで先頭に立ち、43歳アンカーの父親が2位以下を大きく引き離してゴールし、チームの拍手喝采をあびたものでした。
この季節、思い出せば今でも心が沸き立つ、わが家の良い思い出です。
・・・『ところでその時、兄のあなたはどうしていたのか?』・・・ですね。
母親思いの私は彼女の素質もちゃんと受け継ぎ、応援では人の背中を見ることはなかったのです。(笑)