2010/01/05
その他
餅つき
昨年12月5日、『リフォーム体験館前橋店』でのクリスマスパーティーで・・・。
ご来館いただいたお客様から『ねえ吉澤さん、クリスマスの次はお正月のお餅つきでもやるの?』という言葉が飛び出しました。
最近ではあまり見られなくなりましたが、私にも昔ちょっとだけ餅つきの経験があります。
カラオケが好きな私の母親には4人の姉妹がいます。
すぐ上の姉夫婦が、渋川市半田というところに住んでいて、『半田のおじちゃん、おばちゃん』と呼ばれています。
この二人が、私の餅つきの師匠です。
10年程前までは毎年、暮れになるとこの家では餅つきが行われていました。
冬には強い風が吹くわが群馬県では、砂ぼこり除けで作業は屋内で行われることが多く、だいたい物置小屋がその場所となりました。
裸電球の灯りの下でおじちゃんとおばちゃんは息の合った餅つきをしていたものです。
『和男、昔からねえ、餅つきの力だけは親はくれねえって言われたものだよ。』・・・この時期のおばちゃんの決め台詞です。
自分で杵を持ち、腕力を鍛えなければ餅はつけるようにならない、という意味だったようです。
『半田んち』に古くから伝わるこの臼は4升づきといわれる大きめのものでしたが、おじちゃんの全盛期は一人で16臼もついたそうです。
私の餅つきデビュー戦はひとりで1臼をつき切れませんでしたが、それでも今から7?8年前、この臼はおじ、おばから私にゆずり渡されました。
そこで、今年1月16日はこの名器を使って『新春餅つき大会』を催すことになったのです。
現在の私は1臼つき切ることができるでしょうか?今から、楽しみです。(笑)