2024/09/19
出先より
燕三条と三条燕。
ただいまの時刻は、6時18分。
ここは新潟県燕三条駅前のホテルの一室。
『燕三条』のフレーズは、わりと良く耳にしますが、これは正式な地名では、ないそうですね。
隣接する燕市と三条市の関係から生まれた呼び名なんだそうです。
この二つの地域は、江戸時代から続く因縁があり、あまり仲良しとは言えない間柄だったそうです。
その関係が表面化したのが、上越新幹線。
停車駅が計画された場所は、ちょうど両市の境辺り。
駅の所在地をどちらにするかで、両市共に一歩も引かずの状態になってしまったそうです。
そこで登場したのが、新潟の英雄『田中角榮元首相』。
所在地は三条市。
その代わりに駅名は燕市を立てて『燕三条』にして、話を収めたそうです。
折衷案は、もうひとつあって、それは関越自動車道。
やはり両市の境にインターチェンジを設けることになったそうです。
今度は、所在地を燕市にしてインターチェンジ名は『三条燕』。
『まあ、これで何とか収めてくれないかね。』
角榮さんがそう言ったかは知りませんが、この駅前に一泊して、そんなエピソードを知ることが出来ました。
そういうことなので、帰りは三条燕インターチェンジから関越自動車道に乗って前橋に帰ります。
早朝より、長ばなしにお付き合い頂きありがとうございました。
みなさんも、良い一日をお過ごしください。(^O^)/