2016/11/13
その他
四十九日法要。
こんばんは。
今日は、お客様の前橋市T様ご主人の四十九日の法要に行ってきました。
以前にも書きましたが、T様ご夫妻とは、36年のお付き合いです。
36年前、ご夫妻の長男であるT君が、16歳の若さで亡くなってしまいました。
T君は私と同じ高校の野球部員で1年後輩。
その才能は素晴らしく、1年生にして、チームのエースピッチャーになっていたほどです。
2年生を目前にした3月16日。
その練習中に起きた事故で、心不全でした。
以来、その命日には、チームのキャプテンで彼とバッテリーを組んでいたF氏と一緒に、線香を上げにお宅に伺うようになりました。
T様は、無口なおやじさんでしたが、私たちが成人してからは、『もう、飲めるんだろ、まあ、一杯やっていけ。』と言ってビールをついでくれたものでした。
1年に一度のことでしたが、奥様が作ってくれる手料理で、晩ごはんをご馳走になりながら過ごす夜が、36年続きました。
今日、ご主人のお骨がお墓に納められました。
法事の席では、ご主人の弟で、やはりお客様のT様が、『これで兄貴も久しぶりに息子と再会し、一緒に酒を飲めるようになったと思います。』と、あいさつしていたのが、印象的でした。
おやじさん、長い間、お世話になりました。
今日から天国での毎日を、息子さんと一緒に楽しんでください。m(__)m